長持ちする治療とは
歯は自己再生能力を持たないので、虫歯が自然に治る事はありません。適切な処置をせず、放置された虫歯は、大きなダメージをその歯のみならず周辺の歯に与える可能性が高い。虫歯は早期発見が基本であり、虫歯を取り残す事のない治療が求められます。
その際に、必要以上に削り過ぎない事や、虫歯を削った跡の処理を適切に行い、精度の高い人工修復物(詰め物や被せ物)を接着剤で隙間がないようにくっける事も求められます。
虫歯治療を適切に行うためには、①どの程度削るのが適切かという診断②診断に基づく虫歯の治療処置③精密な型取りと人工修復物の装着、などが最低限必要。さらには、 年齢、かみ合わせ、生活習慣などの、その人特有の条件を把握した上でのメンテナンスが重要となってきます。
✓再発する虫歯は人々を困らせる
虫歯の原因は虫歯菌。大きさは0.001mm程度です。比較すると髪の毛の太さの100分の1程度の大きさです。これほど小さな生き物にも関わらず、歯にとって有害な物質を生成し、酸を放出し、歯を柔らかく溶かします。その結果、詰め物の下から虫歯が再発したり、根が弱った歯が割れるなどのトラブルが続出します。
✓長持ちする治療を患者様に提供するために
前提として、1度削った歯は、1度も削った事のない健全な歯と比べると弱い。人工修復物と歯との間には見えない隙間や段差があり、そこにプラーク(汚れ)が付着する事で、虫歯は再発します。つまり、元々が虫歯再発しやすい条件が治療した歯には揃っているという事なので、かなり気をつけないと、高い確率で再発します。
この条件で長持ちする歯を提供するためには、第一に歯を削りすぎずに適切な量でコントロールする事。第二に精度の高い詰め物や被せ物を作り、見えない隙間や段差の存在を限りなく無い物にすること。そして最後、第三に歯のお掃除を高いレベルで日常的に実現してもらう事が必須となります。
補足事項とすれば、食事自体の内容やタイミングも重要で、生活習慣自体の見直しが優位に虫歯の再発を防ぐというデータも存在しています。
✓清潔さを維持する事が虫歯の再発防止に最も有効
日常的な歯磨きとデンタルフロス、また歯の状態によっては歯間ブラシの使用は基本中の基本です。毎日お口の中で生成される汚れを出来るだけキレイに除去する事で、虫歯菌の活動を最小限に抑える事が可能となります。なりますが、この理屈にも穴があります。それはいわゆる個人差という物。
不公平に感じるかもしれませんが、虫歯になりやすい人はどれだけ気をつけても虫歯になりやすいですし、虫歯にほぼならない人は、多少ズボラな事をしても平気だったりします。
だからといって、自分のお口の環境を他人と取り替える事は出来ないので、人がどうであれ、自分に出来る事はやはり日常的にお口の環境を清潔にする事でしか虫歯の再発を防ぐ事は出来ないのです。さらには、セラミックはバイ菌そのものが付着しにくいので、人工修復物を入れるなら、やはりセラミックがおすすめです。
今の若者世代以下の虫歯の数は激減しています。理由は、口腔内の衛生教育が行き届いている事と、虫歯で苦労した30〜40代の親世代が我が子には苦労させまいとした努力の賜物だと思います。とはいえ、完全に一生虫歯と無縁だという人は少数。口腔内の清潔を心がける事は、生活の中でも優先課題であると私たちは考えます。
基本を忠実に |
当たり前を丁寧に 虫歯治療を丁寧にすればする程、手間と時間がかかります。手間を省略する治療の仕方もあるにはありますが、当院はそれを良しとはしません。品質を第一に考え、当たり前を丁寧に治療致します。 |
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| 衛生的な環境で 治療する |
術前・術中・術後の感染を防止 基本中の基本ですが、清潔な器具を用いて、清潔な診療室で、お口の中の環境を整えて処置する事であらゆる感染を防ぐ事が可能です。当院は必要に応じて様々な衛生器具を用いて治療しております。 |

Q.治療は痛いでしょうか? |
基本的に痛くないよう配慮いたしますのでご安心ください。万が一痛みを覚えた時は、合図してもらえれば即対処いたします。 |
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| Q.麻酔はしてくれますか? | 必要に応じた麻酔は都度いたしますのでご安心ください。麻酔針は極細のものを使用するので痛みは最小です。 |
Q.子供の虫歯治療、子供が泣いていても大丈夫ですか? |
お子様の様子によりますが、状態を見ながら判断いたします。当院にはお子様が多く来られるので慣れてはいますのでご安心下さい。 |
Q.保険は使えますか? |
虫歯治療は保険適用で行います。 |
Q.妊娠中でも虫歯治療は可能でしょうか? |
基本的に問題ない事がほとんどですが、念のために本格的な治療は安定期に入ってからか、出産後が良いと考えます。 |
歯は1度削ると元に戻る事はなく、何度も治療を繰り返す事で歯に甚大なダメージをもたらします。
理想は歯を削る事なく一生そのまま自分の歯で過ごす事ですが、治療介入が必要となった場合は、出来るだけ良い状態で治療を進めて参ります。その後は、患者様が当院に来て治療して良かったと思って頂けるよう、定期検診とメンテナンスでしっかりサポートさせてもらいます。
